日本中医学会

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学術総会のご案内


第6回学術総会 会頭挨拶・概要


浅川 要(東京中医鍼灸センター)

  2015年の第5回日本中医学会学術総会中に開催された理事会で、今年(2016年)9月に予定されている第6回日本中医学会学術総会の会頭に指名され、お引き受けすることにしました。
  第6回大会では、中医鍼灸に焦点を当てた大会にしたいと思っております。
  日本に「中医針灸学」が伝入して半世紀近く経った今日、日本各地で中医学に基づいた鍼灸治療が行われ、また、鍼灸学校の東洋医学に関するカリキュラムも、中医学を色濃く反映したものになってきました。この点では、「中医針灸学」は、日本において確実に一定の広がりを示してきているといえるでしょう。
  しかし、同時に中国の気候風土や現代の政治状況の中で生まれた「中医針灸学」は、それを無批判にそのまま実践してみると、日本の自然や社会状況に当てはまらない点が多々、存在するのも事実です。
  この辺で、「中医針灸学」に立脚して、自分たちがこれまで行ってきていた「日本中医鍼灸」が本当に日本の風土や社会状況に合致したものになっているのか、一度、きちんと検討してみる機会を持ってもいいのではないでしょうか?
  要するに、こうした検討をきちんと行うことは、日本の状況に適合した「日本中医鍼灸」を創設していく上で不可避だと考えております。
そこで、今年の学術大会では、そうした観点から、一つの企画としては、「中医針灸学」が日本に導入された経緯を明らかにし、同時に、日本で東洋医学を長く主導的に牽引してきた「経絡派」とカテゴライズされた流派の先生をどなたかお呼びして、他派から見た「日本中医鍼灸」の問題点を浮き彫りにしたいと思います。
  もう一つの企画としては、現代中国において「中医針灸学」の弁証論治の体系が、どのような経緯で形成されてきたものなのか、その歴史を解き明かしてみたいと考えています。
  文字通りの「古きを温ねて新しきを知る」大会が開かれることを希求いたしております。


概要

[綜合テーマ]
日本中医学の新たな創造を目指して
会  頭 浅川 要(東京中医鍼灸センター 院長)
会  期 2016年   9月17日(土)  13:00 ~ 17:30
             9月18日(日)    9:00 ~ 16:00
懇親会: 9月17日(土)  18:00 ~ 20:00

会  場

タワーホール船堀
(東京都江戸川区 都営新宿線「船堀駅」徒歩約1分)
会場詳細はこちら

主な内容
● シンポジウム 「中医鍼灸は日本で市民権を得られたのか?」
● シンポジウム 「中医薬と日本漢方(仮)」
● 特別講演 「中医鍼灸の弁証論治の成り立ちと今後の方向」
● 症例検討会 「中医学的総合診療」
● 招待講演 「再発させないがん治療」
● 一般公開講演
● 鍼灸実技講演
● 一般演題